2025.11.14 | #技術活動
電気学会参加 | 塩害地域における高分子がいしの長期性能調査
記事を書いた人
S.Y / 技術部
今回の発表概要
2025年9月17日(水)~2025年9月19日(金)にかけて、琉球大学千原キャンパス(沖縄県西原町)で開催された電気学会 電力・エネルギー部門大会(B部門大会)に参加し、 関西電力送配電株式会社様との共著にて投稿した論文"塩害地域における高分子がいしの長期信頼性調査"を報告しました。
本研究のポイントと今後の展望
ポリマーがいしは、海外において架空送電線で広く採用されておりますが、日本国内では、まだ使用実績が限られており、 使用年数も短いため、日本特有の自然環境下における経年劣化の進行状況や、製品寿命の明確な上限については十分に 解明されておりません。
本研究では、塩害環境で実際に使用されたポリマーがいしを対象に、外観検査および成分分析を実施し、その結果を取りまとめております。
弊社は、ポリマーがいしのサプライヤーとして、今後も継続的な調査・分析を通じて、取替基準の確立に資する情報提供を行い、 電力設備の信頼性向上に貢献してまいります。
